今週行きます☆

滋賀県立美術館に僕の待っていた人がついに来ました。そうです、あの孤高の変体、ヘンリーダーガーです。僕もヘンリーのような変体・・・・ではなく純粋な天才になりたい!!

僕が最近注目しているアウトサイダーアート、その中でもアール・ブリュットという概念は非常に興味深いものがあります。ではではアールブリュットとは何か。。。。
「加工されていない、生のままの芸術」を意味する「アール・ブリュット」という概念は、フランスの美術家ジャン・デュビュッフェが1945年に提唱したものです。デュビュッフェは、精神障害者や幻視者をはじめとする正規の美術教育を受けていない人々が内発的な衝動の赴くままに制作した作品を高く評価し、既成の美術概念に毒されていない表現にこそむしろ真の芸術性が宿っていると主張しました。

滋賀県立近代美術館では、デュビュッフェの所蔵品により、「アール・ブリュット」の代表的な約60作家、約130点による展覧してます。
「生命」により直結した「表現」のあり方について考え直す機会となればいいなと考えます。

最近面白い言い回しをされたお客様がいました。趣味に映画鑑賞、音楽鑑賞と言われている方がいられますが、「鑑賞」では無く「観察」をしてみませんか?アート観察ってのはいかがでしょうか?


海野

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このページは、Bouclettesが2008年10月14日 11:18に書いたブログ記事です。

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