最近多い美容室・・・

ある筋からのネタです・・・

平成10年4月に施行された改正美容師法で、美容学校の設立が急増、それに伴って平成11年度以降、美容師免許取得件数は、毎年ほぼ27,000人台と高水準で推移しています。これは、バブル崩壊後の、平成4年から8年における毎年の美容師免許取得件数の2~3倍以上に及んでいます。

平成11年というとドラマで木村拓哉が美容師役を演じたり、原宿、青山のカリスマ美容師ブームの時と重なります。

いまや美容師は人気職種で、就業美容師が急増しています。また、店舗が過剰のため同業者間の競争が激しくなり、低料金を武器に顧客獲得を目指す美容院が増え、美容業界は戦国時代を迎えています。
ちなみに、国民生活金融公庫が平成17年度に作成した「笑顔の女性経営者」の冊子作成に伴う調査によると、同一商圏内に60店とか、半径1,5km以内に69店、人口13,000人に33店舗などの激戦地が見られます。店舗数が少ない事例でも、半径1km以内に10店ないし11店が競争を展開しており、地域によっては、コンビニ顔負けの店舗状況にあります。

そんな中いまだに増え続ける美容室ですが、その理由のひとつとして美容室開設にあたり経営者が資格を持ってなくても開業できることや、コンビニや居酒屋などに比べ比較的開業資金が安くすむことから、他業種の会社からの新規参入が多く、チェーン展開をしていることでさらに店舗数の増加につながっています。

さらにテレビマスメディアなどのあおりで、世間全体が美容室ブームのような錯覚に陥り、美容ブームイコール儲かるという噂がそのまま出店につながりこのような、いわゆる美容室戦争にいたっています


海野

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このページは、Bouclettesが2008年9月26日 11:22に書いたブログ記事です。

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